「賃貸の古いエアコン…交換してほしい」の交渉方法と相場費用を体験を元に徹底解説!!

生活トラブル

はじめに

「うちのエアコン、いつの時代の?」と疑いたくなるほど古いエアコンに、毎年夏が来るたびうんざりしていませんか?

特に築20年〜30年以上の賃貸物件では、10年以上前の古いエアコンが今も現役で稼働していることが珍しくありません。

この記事では、実際に古いエアコンで苦しんだ筆者の体験談を交えながら、「賃貸でもエアコンを交換してもらえるのか?」「どんな伝え方をすれば通るのか?」といった疑問にお答えしていきます。

〜目次〜

  1. はじめに
  2. 【体験談】築30年の古アパートに備え付けのエアコンがヤバかった
  3. 賃貸のエアコンって、交換してもらえるの?
  4. 古いエアコンの見分け方と寿命の目安
  5. エアコンを交換してもらえる条件は?
  6. 管理会社に実際に送ったメール文面【テンプレあり】
  7. 断られた場合の対応策3つ
  8. 交換後のメリット|電気代も快適さも激変!
  9. まとめ:古いエアコンは我慢しないで交渉を!


【体験談】築30年の古アパートに備え付けのエアコンがヤバかった

私は秋田市の築30年の木造アパートに住んでいます。

入居時からすでに設置されていたエアコンは、見た目も黄ばみ、送風音もうるさい昭和感漂う一品。

夏に入っても、設定温度を18度にしても風はぬるく、夜中も汗だくで寝苦しい。首を振るたびに「ガタッ…ガタッ…」という音。寝ようとしても気になって寝られない日々が続きました。

気になって型番を調べたら「RAS-221JDR(2001年製)」…20年以上も前の機種で、冷房性能も古く、電気代もバカにならない。

これはさすがにおかしいと思い、管理会社に相談することにしました。

電気代掛かっているのに、冷えないのは納得いかない・・。

賃貸のエアコンって、交換してもらえるの?

基本的に、賃貸物件のエアコンが「設備扱い」になっている場合は、大家(または管理会社)の責任で修理・交換する義務があります。

契約書に「エアコン:有」とあれば、それは貸主が提供している住宅設備です。

よって、故障や著しい劣化がある場合には、貸主の費用で交換・修理を要求することが可能です。

ただし、次のような条件に注意が必要です:

  • エアコンがサービス品」ではなく「設備」として扱われていること
  • 入居者による故意や過失で壊したものでないこと
  • 正常な使用の上で不具合が発生していること

上記が条件になっている場合があります。
作動しているから問題ない、と言われる場合もありますので、しっかり調べた上で相談してみましょう。


古いエアコンの見分け方と寿命の目安

1. 製造年数

エアコンの室内機には製造年が書かれたシールが貼られています。

おおよその目安ですが、エアコンの寿命は10年〜15年とされています。

15年以上使われているエアコンであれば、冷房効率が落ちていたり、異音・水漏れなどの不具合が出てくることが多いです。

2. 劣化のサイン

  • 音がうるさい
  • リモコン反応が悪い
  • 水漏れする
  • カビ臭いニオイがする
  • 電気代が異常に高い

これらの症状がある場合、「劣化」「故障」として訴えやすい材料になります。


エアコンを交換してもらえる条件は?

ポイントは“生活に支障があるか”どうか

  • 真夏でも部屋が冷えない
  • 電気代が極端に高騰している
  • 異音・異臭で眠れない
  • 結露や水漏れでカビが発生する

これらは生活に支障をきたしていると判断されやすく、設備不良として交渉の材料になります。

私の場合、「夜中も暑くて眠れない」「電気代が高く、熱中症も心配」と具体的に伝えました。


管理会社に実際に送ったメール文面【テンプレあり】


件名:エアコンの不具合に関するご相談

〇〇管理会社様

お世話になっております。〇〇アパート〇号室に入居中の〇〇と申します。

現在、室内に備え付けられているエアコン(2001年製)について、以下の不具合が発生しております。

  • 冷房の効きが悪く、設定温度を下げても涼しくならない
  • 送風音が大きく、就寝時に眠れない
  • 電気代が例年より著しく高くなっている

夏本番に向け、健康面でも不安があるため、点検または交換のご検討をお願いできないでしょうか?

ご対応のほどよろしくお願いいたします。

電話で伝える時のポイント

伝える際のコツ

  • 「暑くて寝られない」など具体的な生活被害を盛り込む
  • 型番・製造年・異音・電気代など客観的な情報を添える
  • 冷静で丁寧な文章で依頼する(クレーマーっぽくしない)

断られた場合の対応策3つ

1. 公的相談窓口を活用

市区町村の消費生活センターや住宅相談窓口に相談すると、アドバイスや中立的な介入が期待できます。

2. 自費交換+退去時の現状復帰免除を交渉

「どうしても交換したいが、費用はこちらで負担する。

その代わり原状回復は免除してほしい」といった交渉も現実的な手段です。

3. 家賃の一部減額交渉

「冷房がまともに機能していない=住居の品質低下」として、家賃の一部減額を求めるケースもあります。


交換後のメリット|電気代も快適さも激変!

私が交換してもらったのは、日立の白くまくん(2022年モデル)。 最新モデルではありませんが、旧エアコンに比べると雲泥の差でした。

交換してよかった点

  • 冷房が静かでパワフル(部屋がすぐ冷える)
  • 就寝中も快適、寝苦しさが激減
  • 8月の電気代が1,200円も安くなった
  • カビ臭さがなくなり、空気もクリーン

お願いして本当に良かった」と心から思えました。


まとめ:古いエアコンは我慢しないで交渉を!

賃貸住宅に住んでいても、古いエアコンに我慢する必要はありません。

  • 15年以上前の古い機種
  • 冷えない・うるさい・電気代が高い
  • 寝苦しくて生活に支障が出ている

こうした条件が揃えば、十分に交換交渉の対象になります。

丁寧に、冷静に、具体的に。 伝え方とタイミング次第で、大家さんや管理会社の対応は大きく変わるものです。

我慢しすぎる前に、一歩踏み出してみましょう。

えふけー

「暮らしのSOSノート」を運営している、えふけーです。
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