1. 「秋田観光は何もない」と言われるのはなぜ?
「秋田?…何もないでしょ?」
これは秋田出身者なら一度は言われたことのあるフレーズかもしれません。
けれど、本当に“何もない”のでしょうか?
この言葉の裏には、観光=派手・映える場所という前提があることが多いのです。ここでは、なぜ秋田がそう言われてしまうのか、私の体験談を元にその理由を掘り下げてみます。
【目次】
- 「秋田観光は何もない」と言われるのはなぜ?
- 理由1:派手な観光地や有名テーマパークがない
- 理由2:アクセスが不便で行きにくい
- 理由3:PR不足で全国的な認知が低い
- 理由4:地元民自身が「何もない」と言ってしまう
- 理由5:観光資源が分散していて見えにくい
- 理由6:都会の人には“静けさ”が物足りない
- 理由7:「秋田=雪」だけのイメージで止まってる
- それでも秋田には“ある”!体験・自然・人の温かさ
- まとめ:何もないからこそ“癒し”がある
2. 理由1:派手な観光地や有名テーマパークがない
秋田にはディズニーランドやUSJのような“目玉”観光地がありません。
全国区の知名度を持つ施設も少なく、SNS映えする巨大モニュメントやショッピングエリアもないため、「観光=アトラクション」目当ての人には物足りなく映ります。

観光=遊園地だと思ってた!
3. 理由2:アクセスが不便で行きにくい

秋田新幹線は東京から約4時間、飛行機は本数が少なく地方経由になることも。
県内の移動も、車がないと厳しい場所が多く、旅慣れてない人ほど移動疲れを感じやすいです。実際に東京、大阪から秋田空港行きの飛行機はありますが、本数は少なく小型の飛行機なんで揺れるし、不安があるので抵抗のある人も多いのが理由です。
4. 理由3:PR不足で全国的な認知が低い
秋田県は観光PRやインフルエンサー活用が少なめ。
他県では積極的に行われているSNS施策やイベントも少なく、「知ってる場所がない=何もない」という認識になっています。
5. 理由4:地元民自身が「何もない」と言ってしまう

実はこれが大きな理由の1つです。
地元の人が「何もないけどね〜」と謙遜してしまうことで、他県民から見ると“自信がない土地”に見えてしまいます。
本当は誇れるものがあるのに、伝える文化が少ないのが秋田のもったいなさです。
でも実際に私も秋田って何もないんだよね〜って言ってしまってます(笑)
6. 理由5:観光資源が分散していて見えにくい
田沢湖、男鹿半島、乳頭温泉、内陸線などは魅力的だけど、それぞれが離れているので「1日で周れる観光地」にはなりづらい。
結果、「どこ行けばいいの?」となってしまい、旅行プランに組み込まれにくいです。

観光地から観光地まで車で2時間とか平気でかかるから移動疲れなんだよね・・。
7. 理由6:都会の人には“静けさ”が物足りない
秋田の魅力は“静けさ”や“のんびり感”です。
でも、テンポの速い日常に慣れている人にとっては、「何も起きない=退屈」と感じてしまうこともあります。
癒しを求めるなら絶対に「秋田県」に来てください!温泉などゆっくり観光ができますよ!
8. 理由7:「秋田=雪」だけのイメージで止まってる
雪国、豪雪、寒い、というイメージが強く、「冬は避けよう」と考える人が多い。
けれど実際は、夏は涼しく避暑地向き、秋は絶景、春は桜も豊富です。
四季折々の魅力が伝わっていないのも“誤解”の一因です。
9. それでも秋田には“ある”!体験・自然・人の温かさ

- 田沢湖の神秘的な青
- 寒風山から見る日本海の広がり
- バター餅や比内地鶏などの郷土グルメ
- 温泉の数と質(特に乳頭温泉郷)
- 人のあたたかさと静かな交流
観光地としての“刺激”ではなく、“癒し”を求める人にとっては、秋田はむしろ最高の場所かもしれません。
私も若い時は遊園地もないし、良いところないと思っていましたが、歳をとってから魅力に気がついてきました!
10. まとめ:何もないからこそ“癒し”がある
秋田観光には「何もない」と言われる理由がたくさんある。
でも、その一つ一つは見方を変えれば騒がしさのない贅沢なんです!
情報が多すぎる現代において、「選ばされない旅先」は逆に新しい価値なのかもしれません。
正直私も秋田観光は何もないと思っていましたが、その通りでした。(笑)
ただ若い時は気づけなかった観光名所が秋田県には沢山あり、これから歳を取っても知らない自然観光ができると思うとワクワクしてきます(笑)
皆様も癒しを求めて秋田観光に来てください!
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