「川沿いの家に住んで後悔?ゴキブリが大量発生した話と本気の対策」

生活トラブル

はじめに

「川沿いって風通し良さそうだし、自然が近くてのんびり暮らせそう」

そんな理想を胸に、私は郊外の川沿いにある中古一軒家に引っ越した。

たしかに空気は澄んでいて、朝は鳥のさえずり、夜は水のせせらぎが心地よい。けれど、引っ越して1ヶ月が経った頃、ある異変が起きました(笑)

あれ?夜中に台所で何か動いた?

懐中電灯を向けた先には、黒くて素早いあいつの姿は・・そう、ゴキブリでした!

しかもその日を境に、家中に次々と現れるようになりました。

今回は、川沿いの家に住んでわかった“虫のリアル”と、その中でも特に厄介だったゴキブリ対策について、体験談をもとに徹底的に解説していきます!

【目次】

  1. はじめに:川沿いの家に憧れて
  2. 川沿いの家はなぜゴキブリが出やすいのか? 
  3. ゴキブリ被害の実態:こんなに出るのかと絶望した日々
  4. やってみたゴキブリ対策とその効果
  5. 心のダメージと生活の変化
  6. 川沿いの家に住む前に知っておきたかったこと
  7. おわりに:自然と暮らすには「虫との共存覚悟」が必要

川沿いの家はなぜゴキブリが出やすいのか?

自然=虫の宝庫

川が近いということは、土・草・水が豊富ということです。

実際、家のまわりには野良猫、カエル、小さな虫たちが日常的に住んでいました。つまり、自然が豊か=生態系がしっかりしているということでもある。

この環境が、ゴキブリにとっては理想的な生息地でした・・・。

まさかゴキブリが出るなんて思いもしませんでした(笑)

湿気がゴキブリを呼ぶ

川沿いはどうしても湿気が多くなる。特に梅雨や夏場はジメジメ感が強く、家の床下や風呂場、キッチン周辺に湿気がこもりがちなんです。

ゴキブリは湿度60%以上を好むと言われていて、川沿いの住宅はその条件を自然と満たしてしまいます。

自分で対策しようとしても湿度に関しては、川があるからには対策も何もできませんでした。

排水口が多い古い家は特に危険

私が住んだのは築30年超の中古住宅です。排水まわりの設備が古く、排水口や通気口に隙間が多いのが原因でした。

ゴキブリはわずか1.5mmの隙間があれば侵入できると言われており、これがまさに侵入し放題の状態でした。


ゴキブリ被害の実態:こんなに出るのかと絶望した日々

引っ越して1ヶ月後、台所で初めて見つけたゴキブリです。

すぐに市販のゴキブリホイホイを買って設置。すると、翌日には5匹が捕獲されていました。

そこからは、ほぼ毎晩のように遭遇です。

多いときは1日で10匹以上の子ゴキブリを見つけたこともありました。

以下は、特によく出た場所です

  • キッチンのシンク下
  • 洗面台下の収納
  • 洗濯機の排水まわり
  • トイレの床の隙間
  • 和室の畳の隙間

夜中にトイレへ行こうと電気をつけた瞬間、床をカサカサっと走る影を見て心臓が止まりそうになったこともありました。

隙間があれば侵入してくるので、どう対策しようか悩んでいました。


やってみたゴキブリ対策とその効果

最初は市販のホイホイと殺虫スプレーだけでどうにかなると思っていたけど、甘かった。

そこで段階的に、次のような対策を試した。

● フェーズ1:市販グッズで応戦

  • ゴキブリホイホイ10個設置
  • スプレー型殺虫剤を台所や脱衣所に配置
  • 食品や生ごみを完全密閉
  • シンクの排水口にキャップ設置

→成果:ホイホイにはよくかかるが、生存個体は減りませんでした。

これは“巣”が家のどこかにある証拠でした。

ゴキブリは卵を沢山産むから1匹捕まえたところで減ることは全くもってありませんでした(笑)

● フェーズ2:侵入経路の封鎖

  • 外壁と基礎の隙間をコーキング剤で完全封鎖
  • 洗濯機の排水トラップにパッキン追加
  • 通気口に金網+防虫フィルターを取り付け
  • 和室の畳の下にアルミテープ+燻煙剤

成果:外からの侵入はだいぶ減ったと実感したが、夜間の遭遇率が激減しました!!

家にゴキブリが居ないとこんなに安心だとは思いませんでした!(笑)

● フェーズ3:根本からの駆除

  • ブラックキャップを各部屋に設置(毎年交換)
  • 家全体のバルサン(春と秋に2回)
  • 食品庫や引き出し内をこまめに掃除&乾燥
  • 毎日寝る前に台所全体を除菌スプレー

成果:3ヶ月後にはほぼゼロに。以降1年間での目撃は1匹のみになりました!

正直めんどくさかったですが、成果がでて安心しました!


心のダメージと生活の変化

ゴキブリとの戦いで学んだのは、「虫が出る家では、人は本当の意味で安心して暮らせない」ということ。

夜間に目を覚まして「また出てるかも…」と不安になったり、洗面所を使うときに毎回電気をつけて確認するのはストレスが想像以上に大きい。

そして「今までの暮らしは虫のいない空間が当たり前だったんだ」と改めて実感した。


川沿いの家に住む前に知っておきたかったこと

実際に住んでみて、こうしておけばよかったと思ったことをまとめます!

  1. 内見時に床下と排水口を徹底的にチェック
  2. 網戸・通気口・排水トラップの状態を確認
  3. 近所に草むらや空き地が多いか確認
  4. 可能なら防虫施工済みの住宅を選ぶ

また、初期投資になるけど、引っ越し後すぐにバルサン+ブラックキャップを使うことをおすすめします。最初に出させないことが何より大事です!

めんどくさいですが、増えたら終わりです(笑)早めの対処をしましょう!


おわりに:自然と暮らすには「虫との共存覚悟」が必要

川沿いの家はたしかに気持ちいいです!

だけど、「自然=虫が出る」は避けられない現実でした・・。

快適に暮らすには、最初から虫対策を“家の管理の一部”として組み込むことです。

そして、もしゴキブリが出たときには焦らずに「段階的な封じ込め」を実践すれば、必ず減らすことができます。実際に私がそうでした。

虫と向き合いながらも自然と暮らすということです。それは、ちょっとした工夫と覚悟さえあれば意外とできることができるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました